12月12日(土)、荒川区の荒川たんぽぽセンター(区立心身障害者福祉センター)にて、本連盟の車椅子空手道の選手ら4名による、演武会及び体験会が開かれました。異なる障害を抱えた人々、空手道経験者の健常者ら約10名が参加しました。

演武者は、岡村好幸さん(西焼津支部 三段)、加藤咲子さん(大阪ミナミ支部 二段)、川村凜久君(総本部 九級)。当日は、山口貴史指導員(総本部事務局長 七段)が講師となり、空手道の歴史と本連盟の来歴を説明、3名がそれぞれ形と組手を披露しました。

休憩をはさんでから、会場の全員がイスに座ったまま、空手道の動きをとりこんだ上体の運動、息を瞬時にだして体の内から力を発する方法を、山口指導員から教わりました。最後に全員で、通しで「初輪」の動きを経験しました。

質疑応答の時間には、「声を出すと、こんなにも体が温まるのですね」「競技用車いすの値段はいくらですか?」「車いすで技をだすとき、どうやって重心を保つのですか?」など、多くの声が寄せられました。

なお、演武会の様子は地元の荒川ケーブルTVにて放送されます。放映日が決まりましたら、追って連絡いたします。