新着情報

2021.06.29

「椅子に座って楽しむ空手」開講 荒川区 荒川たんぽぽセンター

身体に障がいがある人を対象にした「椅子に座って楽しむ空手」講習会が6月25日(金)、荒川たんぽぽセンターで始まりました。本連盟の山口貴史総本部指導員(7段)が、講師をつとめます。

昨年12月に同じ場所で開いた体験会・車椅子空手道演武会の好評により企画された荒川区主催のリハビリ講習会のひとつ。当初は5月上旬の予定でしたが、緊急事態宣言を受けて延期、全4回に短縮しての開講となりました。

初日、5人の参加者はまず、私服の上から帯を締める経験をしました。空手道着を着用していないのに、なぜわざわざ帯を締めるのかを山口指導員はこう説明しました。

「稽古をしていると必ず帯はゆるんできます。ゆるんだら締めなおします。じつはそのときに、途切れかけた集中力も一緒にむすびなおしています。気持ちを込めたり、持続させる役割が帯にはあると思うのです。そういうことも、この講習会では体験して欲しいと思います」

参加者は、空手道の突き技、打ち技、蹴り技の用法の解説を聞きながら、肩や肘、足首を柔軟に動かすトレーニングを行いました。さらに大きく吸って大きく吐き出す腹式呼吸の方法も習いました。視覚が不自由だったり、半身に麻痺があるなど、参加者の障がいの種別はそれぞれです。ときおり笑いが起こる和やかな雰囲気のなか、休憩をはさみ1時間半ほど体を動かしました。

「体は無理をしない範囲で動かすことが大事です。これに呼吸法を合わせ、気を体の内から外に押し出すと、健康にはたいへん効果的です」(山口指導員)。毎週金曜日に開講。