理念
「空手道」は、攻撃の強さを競う者達のためにあるのではなく、老若男女を問わず、無理なく誰でも行える平等性や生涯性の理念を体現しています。ただ技を磨くのではなく、心の鍛錬をも行い、心身が強くなると共に、社会的に弱い立場の人々にも手を差し伸べられる豊かな人間性を育てることが、新しい空手道とも言える「車椅子空手道」であります。
車椅子空手道は、肢体不自由であっても、残りの肢体で行うことができるので、そこから自信を持ち、身体の健康と精神的な支え、さらにはQOL(Quality Of Life)の向上に導くことができると考えております。そして、それは各自の医療費軽減につながり、社会的に貢献することと自負しております。